「肩こったからマッサージにいこーっと。」
「マッサージで肩こりを改善してもらおう!」
そんな風に思っている方が数多くいらっしゃいますが、
肩を揉んだりすることは改善にはつながらないどころか
逆に状況を悪化させる危険性があります!
今回は肩こりにマッサージが逆効果な理由と、
改善するためには何が必要なのかについてお話していきます。
「肩こりを改善していきたい!」
「少しでも肩こりを軽減したい。」
という方は是非参考にしてください!
肩こりにマッサージが逆効果な理由
まず、「肩こりって何なのか」について説明します。
多くの方が勘違いされていますが、肩こりというのは
筋肉がガチガチに固まっている状態
ではなく、
筋肉が伸ばされている状態
で強く感じるものです。
スマホを扱ったり、デスクワークなどの影響で
猫背姿勢や巻き肩になり、肩の筋肉が伸ばされてしまい、
強い肩こりを感じてしまうのです。
では、姿勢によって伸びている肩の筋肉をマッサージすると
いったいどうなるでしょうか?
正解は、「余計に伸ばされてしまい肩こりが悪化する」です!
伸びているものをさらに伸ばそうとする行為ということですね。
この話をすると、
「けどマッサージを受けた後は楽だし、リラックスできる!」
「受けた後すぐに楽になりたいからマッサージしてほしい!」
とおっしゃる方が少なからずいらっしゃいます。
確かに肩をもんでもらうと気持ちがよくて、受けた後は楽になった感じがしますよね。
実は肩をもむことで血流が増加するため気持ちよく感じるだけで、
単純に肩を温めるのと大した効果の差はないです。
むしろ筋肉が伸びやすくなったり、筋肉が損傷する可能性があるため、
将来的に見たら何もしないよりもマイナスかもしれません。
改善するために必要なこと
肩の筋肉が伸ばされている状態で肩こりを感じるので、
伸ばされる要因をなくしていく必要があります。
猫背や巻き肩、ストレートネックなど姿勢が原因で
肩こりを感じるケースが多いためそちらの改善に取り組みましょう!
といっても何をしたらよいのか具体的なことがわからないですよね。
原因は人によって違うため、一度診ないと具体的なアドバイスはできませんが、
今回は3ヶ所、原因として考えられる場所をお伝えしますので、
自分でストレッチなどをやってみて
楽になるようであればぜひ続けてみてください!
①首の筋肉(胸鎖乳突筋)
首を前に倒したり、回すための筋肉。
デスクワークなどで首が前傾することで固まる。
②胸の筋肉(小胸筋)
肩を前方に持ってくる筋肉。
巻き肩や猫背の際に固くなりやすい筋肉。
③前腕の手のひら側
手首を曲げたり内側に前腕を捻る筋肉群。
巻き肩に影響を及ぼしたり、筋膜的に首肩に影響を与える。
まとめ
・肩こりは筋肉が伸ばされている状態で感じるもの
・肩の筋肉を緩める行為は逆効果
・猫背や巻き肩などの筋肉が伸ばされる原因を改善することが重要
今の気持ちよさを求めるのではなく、少し先の肩こりのない状態を目指して、
継続したケアをしてみてください!
自分の原因を知って最短で改善に向かいたいという方は
LINEにてご予約可能ですので、ご気軽にご相談ください!