「デスクワークをしていると腰が痛くなる」
一方で、立ち仕事の人も「腰がつらい」と感じる。
「座る」「立つ」どちらの姿勢も、私たちの腰の負担を増やします。
しかし、どちらがより危険なのか、そしてどうすれば腰を守れるのか——。
この記事では、整体師の視点と医学的データをもとに、
「座りっぱなし」と「立ちっぱなし」どっちが腰痛を悪化させるのか
その答えを分かりやすく解説していきます。
【座りっぱなし姿勢の特徴とリスク】
座る姿勢は、一見ラクそうに見えますが、実は腰への負担が大きい姿勢。
特に、以下のような座り方をしている人は要注意です👇
- 猫背で背中・腰が丸まっている
- 椅子の背もたれに寄りかかりすぎている
- ソファーにもたれかかっている
- パソコンに顔を近づけて前のめり
このような姿勢では、骨盤が後ろに傾き、腰が大きく曲がった状態になってしまいます。
腰が曲がった姿勢は、腰への圧力が非常に高まってしまい、酷い場合だと、椎間板ヘルニアの原因になります💦
【立ちっぱなし姿勢の特徴とリスク】
逆に、立ちっぱなしの姿勢では、腰よりも脚や下半身の疲労が先に出やすいのが特徴です。
長時間の立位は、
- ふくらはぎの筋肉が硬直
- 血流やリンパの流れが滞る
- 重心が偏り、片側の腰に負担が集中
といった問題を引き起こします。
とくに販売職・調理・美容師・工場勤務など、
1日6時間以上立ち続ける人は、腰よりも足の疲労が先に出て、
結果として骨盤のバランスが崩れ、腰痛へとつながるケースが多いです。
腰への負担が大きいのはどっち?
腰への負担が大きいのは、実は「座りっぱなし」の状態です。
カナダ・ウォータールー大学の研究(Callaghan JP, Spine Journal, 2001)では、
座位姿勢は立位よりも腰椎への圧力が約40%増加することが示されています。
特に座ったまま腰が曲がっている状態は、とても腰に圧力がかかる姿勢となるため、非常に危険です。
慢性腰痛だけでなく、ぎっくり腰やヘルニアの原因にもつながっていくので十分に注意をしてください。
「そんなこと言っても仕事で座ってなきゃいけない」
「気が付いたら悪い姿勢になっている」
という方も多数いらっしゃると思います。
仕事である以上座りっぱなしは避けられないのは仕方がないことなので、それを踏まえたうえでの対策法をいくつかご紹介していきます!
対策法
腰痛予防の最大のポイントは、「同じ姿勢を30分以上続けない」ということです。
アメリカの腰痛ガイドライン(Annals of Internal Medicine, 2017)でも、
「30分以上同じ姿勢を続けない」ことが腰痛予防の基本とされています。
30分から1時間に1度、たった1分でも構いません。
・立ち上がって背伸びをする
・軽く歩く
・肩を回す
・少し姿勢を動かす
これだけでも血流が改善され、筋肉の緊張を防ぐことができます。
これは立ちっぱなしの方にも有効な対策法です!
屈伸を行ったり、少し座ってみたりしてあげてください!
【まとめ】
- 座りっぱなしは立ちっぱなしよりも腰椎への圧力が大きい
- 腰を丸めている姿勢はとても腰に負担がかかる
- 同じ姿勢を続けることが腰痛につながっていく
- 30分から1時間ごとの姿勢チェンジが最も効果的

